外壁下地処理

 下地の処理は、塗装の美観を左右する重要な作業工程です。どんなにきれいに塗装をしても、段差や傷や気泡などが残ったままでは、仕上がり具合が悪くなってしまいます。

 そこで、必要になるのが高圧洗浄やクラック補修です。

高圧洗浄

 外壁の下地処理で最初に行うのが、外壁の高圧洗浄です。これは、外壁塗装をする前に、外壁の埃や劣化塗膜を除去することにより、新たに塗装をする際の、外壁への塗料の密着性を向上したり、仕上がり具合をきれいにすることができます。(なお、密着性を高める方法として、シーラー塗装という方法もあります。)

 最近では、放射能の除染目的で高圧洗浄することもありますが、私見ですが、効果は不明です。一度、ガイガーカウンターで計測してみようと思います。

 高圧洗浄は、塗装と違い、天気の雨天に関わらず行わせていただきます。

 以前、天気が雨のときに高圧洗浄をした際に、お客様から、「雨の日でも高圧洗浄をするんですか?」ということを聞かれたことがありましたが、その方が好都合だからです。というのも、高圧洗浄では、飛沫防止ネットを足場にかけますが、多少なりとも近隣の建物やお車にも(お車にも養生シートは被い被せます。)、埃交じりの水しぶきが飛ぶことがあります。天気が晴れの日は、水しぶきが飛んでいる様子が目立ってしまうのです。一方、雨の日には、水しぶきが雨によって流されてしまうのでその心配がいらなくなります。

 

クラック補修

 クラックとは、建物の外壁などに発生する亀裂やヒビのことです。クラック補修は、建物の耐久性を持続させるためには、重要な作業工程です。

 作業時間は、クラックの度合いによって異なるため、単価は面積で計算せずに人工(ニンクと読みます。)での設定単価になります。

 人工とは、一人の作業員が1日働くのに相当する仕事量のことです。その内訳には、人件費の他に、現場経費や材料費なども含まれます。

 例えば、一人の作業員が半日で作業を完了させた場合は0.5人工となり、二人の職人が1日かけて作業をした場合は2人工ということになります。 

外壁下地処理単価表
作業項目 単価(円) 備     考
高圧洗浄 100~200円/㎡ 既存塗膜の状態によって金額が異なる
クラック補修 25,000円~/人工 クラックの状態によって処理方法が異なる